放射線透過試験(RT)について

放射線透過試験(RT)について|破壊・非破壊検査、構造物調査の株式会社ディ・アール

Q:「放射線透過試験」とは何ですか?

A:放射線透過試験(Radiographic Testing)とは、試験体に放射線を照射して内部を透過させ、内部の構造や欠陥をフィルムに写して可視化する手法です。原理は医療用レントゲンと同様ですが、設備は大きくなります。
鉄、非鉄金属、コンクリート等に使用でき、特に溶接部のブローホールや溶け込み不良などの検出に適しています。

Q:放射線透過試験は安全ですか?

A:放射線を出すため、避難範囲(約5m以上)を設ける必要があります。避難範囲の近くで現場作業が行われている場合など、状況により夜勤で撮影することもよくあります。

Q:放射線透過試験の手順を教えてください。

A:避難範囲(約5m以上)の設置→機材の設置→試し撮り→試し撮りの現像→実際の撮影→現像となります。

Q:放射線透過試験はどれだけの量ができますか?

A:足場や撮影する物の大きさによって5か所から20か所と変動があります。また、撮影する枚数は現場の状況により変動します。

Q:放射線透過試験の報告書は1部しかないのですか?

A:1部位に対して撮影するフィルムが基本1枚のため、報告書は1部になります。フィルム以外の報告書でしたらお客様のご要望の部数をご用意できます。

その他、放射線透過試験についてのご質問は、(株)ディ・アールへお気軽にお問い合わせください。