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非破壊検査について

磁粉探傷検査、過流探傷検査、放射線透過検査、浸透探傷検査、超音波探傷検査|非破壊検査の株式会社ディ・アール

Q:非破壊検査とは何ですか?

A:非破壊検査は物を壊さず検査をする、英語のNon Destructive Inspection,もしくはNon Destructive Testingの直訳です。よくNDIとも言われています。
放射線透過検査、超音波探傷検査、浸透探傷検査、磁粉探傷検査、過流探傷検査、ひずみ測定、主に鉄の溶接部に適用されます、非鉄金属(銅、アルミ、ステンレス、チタンetc.)も適用できますが検査によっては得意、不得意があります。

 

Q:超音波検査 UT とは何ですか?

A:人には聞こえない超音波を使用し、原理は健康診断等でお腹にヌルヌルした液を使用し胃や腸を見るのと同じと思ってください。主に溶接部内のキズを調べます。
機械がコンパクトでバッテリー式なので、工事現場にて手軽に作業できます。(建設中の高層ビル、橋梁、高所での調査工事)また、その場で検査結果が出てデジタル画像により報告書に結果を添付できます。
よく現場担当者や役所の立ち会いにて「検査結果は報告書に付くのか?」聞かれることが多いです。

参考例が用意できますのでお問合せ下さい。

 

Q:超音波検査はどれだけの量ができますか?

A:溶接部の検査では、外観検査および超音波探傷検査が行われます。実際の検査工程は、前準備(装置の調整)、サンプリング(抜取箇所をマーキングする等)、前処理(スラグ・スパッタ等の除去)、検査員による検査(外観検査、・超音波探傷検査)、検査結果の記録からなります。このすべての工程を一人で作業し、前処理の作業に手間がかかり(スラグ・スパッタがかなり残っている)、ある程度欠陥(合否にかかわらず)があり探傷作業に時間がかかるような場合を想定して,一日80箇所程度(1箇所300mm位)です。
高所作業車を使用しての作業や狭所での作業では,30箇所以下の場合もあり、それ程作業は進みません。

 

Q:超音波探傷検査はペンキやメッキの上から出来ますか?

A:出来ますが精度が悪くなります。検査の前にペンキやメッキ上で超音波の通り具合を調べ補正し探傷します。
メッキはそれ程精度が悪くなりませんがペンキは精度が悪くなり、状態(塗膜の厚さ、塗膜が浮いている等)によっては超音波探傷検査が不可能になります。

 

Q:検査率はどうやって決めますか?

A:通常、検査率は設計図書の特記仕様に記載されています。
検査率が明記されていない場合には、設計管理者が決定します。
検査率を決める根拠は、Jiss6 もしくは共通仕様書が多いようです。

 

Q:溶接部の超音波探傷検査で板厚40mm以上の場合、なぜ70度と45度の探触子を併用するのですか?

A:溶接部の超音波探傷検査では、全溶接断面に超音波ビームが当たることが重要です。両面両側から探傷走査ができる場合は、ほぼ全溶接断面に超音波ビームが当たります。通常の溶接部の斜角探傷では70度の探触子を用いますので、板厚が薄い場合は1回反射法をもちいて、裏側で超音波ビームを反射させて全溶接断面に超音波ビームが当たるようにします。
しかし、板厚が40mmを超えると超音波の伝搬する距離が長くなりノイズが大きくなりSN比が低下して適正な探傷検査困難になります。(一般的には超音波の伝搬する距離は250mm以内での探傷となっています)
そこで、45度の探触子を用いて、1回反射法で全溶接断面に超音波ビームが当たるようにします。そのため、40mm以上の板厚では70度の探触子だけでなく45度の探触子を用います。

 

Q:放射線透過検査 RT とは何ですか?

A:病院や歯医者でよくレントゲンを撮ると思われます、全く同じと思ってください。鉄、非鉄金属、コンクリート等に使用できます。レントゲンの設備は大きくなり放射線を出すため避難範囲をもうけ照射時間があります。現場の状況によって撮影する枚数は変動します。

 

Q:放射線透過検査はどれだけの量ができますか?

A:避難範囲(約5m以上)の設置、機材の設置、試し撮り、試し撮りの現像、実際の撮影、現像となり足場や撮影する物の大きさによって5か所から20か所と変動があります。

 

Q:放射線透過検査は安全か?

A:避難範囲を(約5m以上)を設けるので近くで現場作業をする場合、撮影が出来ない場合が多く夜勤で撮影することもよくあります。

 

Q:放射線透過検査の報告書は1部しかないのですか?

A:1部位に対して撮影したフィルムが基本一枚しかありません、報告書は1部になります。
フィルム以外の報告書ならお客様の要望の部数になります。

 

Q:浸透探傷検査 PT とは何ですか?

A:検査したい鋼材、溶接線に赤い液を塗布します、数分後ふき取り白いパウダー状になるスプレーを散布します、すると割れやキズに浸み込んだ赤い液が浮き出てきます。
プラスチックや塗装などコーティングされている鋼材は赤い液が浸み込まないので検査が出来ません。
赤い液が浸み込めばどの様な鋼材でも使用できますが、プラスチックや木やコンクリートや石材はできません。

 

Q:浸透探傷検査はどれだけの量ができますか?

A:浸透探傷検査は電源やバッテリーを必要としなく機材もコンパクトで軽いおかげで作業が手軽い部類の検査です、溶接線を検査する事が多く1溶接線が長く(1m)ても、短く(0.5m)ても、それ程検査時間は変りなく検査する状況によって検査時間が変わります。
やりにくい状況では1日、10数部位(10m)くらいです。やりやすい状況では20部位(20m)以上出来ます。

 

Q:浸透探傷検査はペンキやメッキの上から出来ますか?

A:出来ません。ペンキやメッキはまず目視調査を行い塗膜割れやメッキの疑わしい個所を出し塗膜やメッキをクラインダーにて剥がし浸透探傷検査を行います。

 

Q:浸透探傷検査はどのような報告書ですか?

A:浸透探傷の1か所で行程写真を撮り全個所の白いパウダー状態の現像写真をデジカメで撮影し提出します。

 

Q:磁粉探傷検査 MT とは何ですか?

A:電磁石を使用し粒子の細かい蛍光色の鉄粉を塗布すると見えないような細かいキズ、割れに鉄粉(数種類あり)が集中し紫外線を当てるとよく光りキズや割れの形となって表れます。
100Vの電源が必要で現場の電源をお借りするか小さな発電機が必要です。
磁石を使用するので磁石がつかない部材(アルミ、ステンレス、チタン)には使用できません。

 

Q:磁粉探傷検査はどれだけの量ができますか?

A:紫外線を使用するため太陽光の下では出来ません、暗幕や夜に作業することがあります、溶接線を検査する事が多く1溶接線が長くても短くてもそれ程変わらなく検査する状況によって変わります。やりにくい状況では1日、10数部位(10m)くらいです。やりやすい状況では20部位(20m) 以上出来ます。

 

Q:磁粉探傷検査はペンキやメッキの上から出来ますか?

A:ペンキの上からは出来ません、磁石は付くのですが塗膜の下の鋼材のキズ、割れの磁粉模様が塗膜の上に現れないため、そのままでは探傷ができません。
ペンキ塗装がされている場合は、溶接部および両側10mm程度の塗膜を剥がし探傷を行います。 又は、まず目視調査を行い塗膜割れが確認できた個所の塗膜をグラインダーにて剥がし磁粉探傷検査を行います。
溶融亜鉛メッキは、磁粉の種類を黒色(数種類あり用途に応じ使い分け)にすれば溶融亜鉛メッキの上に磁粉模様が現れ日中でも探傷可能です。
鉄塔などの調査工事には溶融亜鉛メッキを剥がさずに探傷を行われているようです。

 

Q:磁粉探傷検査はどのような報告書ですか?

A:磁粉探傷検査は紫外線を照射している時に現れる磁粉模様をデジカメで撮影します。
報告書には、キズ、割れによる磁粉指示模様の有する箇所や、キズ、割れによる磁粉指示模様の無い箇所の写真を添付し提出します。
デジカメ撮影時に、キズ、割れの磁粉指示模様の近傍にスケールを置き同時に撮影し、キズ、割れの長さ、幅の目安にします。

 

Q:過流探傷検査 ET とは何ですか?

A:あまり聞きなれない検査かもしれません。電磁波を使用し鋼材のキズや割れの探傷検査ができます、電磁波を鋼材に当てるとキズや割れのある個所では電磁波が乱れ画面に乱れた波形が出ます。その波形でキズ、割れの有無を判断します。メリットには電磁波を使用しますので塗装やメッキがあっても探傷は可能です。
当社でよくある作業では塗装にひび割れがあり、全て塗膜を剥がしMTやPTをするのは効率や費用の面で大変であるため、まず塗膜が割れている個所で過流探傷検査を行い鋼材にキズ、割れが確認できた個所の塗膜をグラインダーにて剥がし、MTやPTを行い再確認します。その結果で塗膜割れ個所を全数探傷検査行うか抜取探傷検査行うかの判断の目安として行うことが多いいです。
前検査に使用することが多いです。

 

Q:過流探傷検査はどれだけの量ができますか?

A:バッテリー式でコンパクトな機材です、結果も画面にすぐ出てデジタル画像にて記録し数十からやりやすいなら100ヶ所前後は出来ます。

 

Q:過流探傷検査はペンキやメッキの上から出来ますか?

A:出来ます。ペンキやメッキの目視調査を行い塗膜割れやメッキの疑わしい個所を選別し過流探傷検査を行います。

 

Q:過流探傷検査はどのような報告書ですか?

A:画面に出たデジタルの波形を添付し報告書にします、波形は専門的で少しわかりづらいかもしれません。

 

その他、破壊、非破壊検査、構造物調査・検査などのご質問は、株式会社ディ・アールへお問合せ下さい。

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