耐震補強工事(After)その2

工事完成の写真(拡大版)となります。
主桁に挟み込んでいる部材の取り付け前には鉄筋探査とX線の作業が先に入ります。
鉄筋とPC鋼線を避けて挟み込むためのアンカーボルトを削孔することが目的となります。

この作業で大変なことは主桁の厚さからあらゆる事象を想定しながら両面から探査を行い精度の確認を実施します。鉄筋位置、PC位置が特定された後、X線で位置確認及び径の確認を施し現地にマーキングします。そして、報告書(CAD図等)に纏め精査してもらうところまでが弊社の守備範囲となります。その後、アンカーボルトの長さ測定やアンカーボルト引張試験が後々に発生しく流れとなります。

(Y・F)